中モノまとめ

結局ラノベ読みたくないけどマンガなら読むのは時間の問題か。
例えばちょっと深く読みたいとき。
活字だと読み返す(=伏線の確認)という動作に時間が掛かりすぎる。
マンガは絵だから、パラパラやってれば簡単に見つかる。


例えば「ながら聞き」をする場合。
マンガだと音楽に飽きるけど、ラノベだと活字に飽きる。
おそらく右脳左脳の関係があるんだろうけど、この違いは大きい。
絵で伝えれば十分な部分も、活字だと(作家によっては)重くなる。
記号論っぽい話はこの際無視すると、これは時間を喰う一因。


違う方向から言う。
マンガだと、フォントをかなり自由に飾れる。
キャラ毎に変えたりして、キャラ付けを濃くする漫画もある。
活字はせいぜい書体を変える程度だし、上記の通り台詞以外が重かったりする。
そうなると、重要な部分(=台詞)の重みが稀釈されるから内容が薄くなる。
マンガの「絵+台詞」とか、「ページぶち抜き」みたいな構成はここが強い。
ラノベも挿絵で頑張ってるけど、挿絵にはどうしてもオマケ感が漂う。


印象に残ったシーンと聞かれたときに、活字は弱い。
マンガはバーチャルリアリティ(=ほとんど現実)として残る。
ポーズ・表情・背景と、セットで覚えるから記憶が堅固。
活字はその点でイマイチ具体性がない。
キャラの立ち位置やポーズは書かれた限りでしか把握できない。
書かれないところは、(おそらく意識はしないで)文脈から補完してる。
結局、自分の頭の中での像だから、時間がたてば「夢」みたいに曖昧化する。
活字は弱い。


以下、全巻読んでるけど、載せるとスクロール量が半端ないので略。



少女漫画のノリその1。
目的もオチもよくわからない。
話そのものはそれなりに面白い。


恋愛ラボ 1 (まんがタイムコミックス)

恋愛ラボ 1 (まんがタイムコミックス)


少女漫画のノリその2。
女子高生のセレ部みたいなことをやる女子校生の話。
ありがち。


黒神(1) (ヤングガンガンコミックス)

黒神(1) (ヤングガンガンコミックス)


戦うゲームクリエイターその1。
萌えとは違う路線なのは好感だけど、エルフェンリートみたいになりそう。
キャラの再利用と強さのインフレ。


東京トイボックス 1 (バーズコミックス)

東京トイボックス 1 (バーズコミックス)


大東京トイボックス 1 (バーズコミックス)

大東京トイボックス 1 (バーズコミックス)


闘うゲームクリエイターその2。
げんしけんとかに近いノリ。
個人的にはストーリーよりもキャラ萌えで読んだ。


殺し屋さん(1) (アクションコミックス)

殺し屋さん(1) (アクションコミックス)


妹は思春期をよりシュールにした感じ。
コロコロに近いギャグのむなしさ。
ドージンワークのジャスティスが主演。



外人捕獲してきましたの話。
主人公無敵系。
まんがタイムの臭いがプンプンするけど面白かった。


百舌谷さん逆上する 1 (アフタヌーンKC)

百舌谷さん逆上する 1 (アフタヌーンKC)


絵が濃い、よくわからない。
面白いかと言われると、うーん。
脇役が良い味出してるというのは◎。