ボレロ

ラヴェル:ボレロ、他

ラヴェル:ボレロ、他


ボレロ(ラヴェル管弦楽名曲集)

ボレロ(ラヴェル管弦楽名曲集)


ボレロ(ラヴェル管弦楽曲全集 第1集)

ボレロ(ラヴェル管弦楽曲全集 第1集)


本家フランスはパリ管のボレロ
単純な性能(?)ならカラヤンBPOの方が上だろう、という感じ。
重厚だし、聞き慣れた音で、正直これでかなり満足。


でもやっぱり定番を聞いておきたいので。
一枚目、クリュイタンス/パリ音楽院。
ソロ時、各パートの自己主張がかなり強い。
前半も飽きないという面白い演奏。
二枚目、ミュンシュ/パリ管楽。
後半の盛り上がりがかなり好きだった。
秒針と共に曲が進む、時計を見ながら聞くと楽しい。
17分越えなので、最初はかなり濃い、遅い演奏。
三枚目、マルティノン/パリ管楽。
名演らしいんだけども、個人的には好きでない。
録音のせいかもしれないけど、音色が騒がしい。


あとは、元々持っていたアンセルメ/スイスロマンド管楽。
これも定番らしいが、該当CD見あたらず、どうした尼。
これはドビュッシー目的で音楽の先生から借りたもの。
よく見ると最後にボレロが入ってたという一品。
聞いてる期間が長いし、自分の中のリファレンス状態。
テンポ早めで、14分かからない。
主張が薄く、インパクトには欠ける。
最後もちょっと物足りない。
でもこの薄味感がいい。


いろいろ聞いたけど、安定感でカラヤンBPOに軍配。
なんて言うか、普通に良い演奏ですにょ?
個人的に好きな演奏はアンセルメ/OSRの方だけれども。
早い演奏になれると、どうしても他のが冗長に感じてしまう。
でも実際、あのスピードには中毒性が(ry