メイン四機種比較
K601、HD595、MS-1、I AM WHITE(TR-HP03相当)の曲別比較。
つまらないと思うから見ない方が(ry
ナマ楽器編はこちら:20081222
究極的な結論から申し上げると、スピーカーで聴いた方がいろいろ楽です。
定位感も楽しいし、何より耳に優しい。
HP:K601、HD595、MS-1、I AM WHITE(TR-HP03相当)
CDP:CDX-596(YAMAHA;写真上)
HPA:旧重箱(SAITAMA;写真左)
ソースはすべて実物CDのみ使いました。
あと倍くらいやりたかったけど、頭が痛くなってきたのでパス。
ジャズとぎんぎんなアニソンとかテクノは次回に回します。
あと大編成クラも試したいけど、ソースが我が家にはない。
[asin:B00005HZN6:detail]
「冬」Allegro non molto
K601=HD595
前者の方が高音から何からとても綺麗。
後者は迫り来るモノもあるし、薄いベールのかかったような雰囲気も◎。
- アーティスト: Enya
- 出版社/メーカー: Reprise / Wea
- 発売日: 2000/11/21
- メディア: CD
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WILD CHILD
K601=HD595≧I AM WHITE
上位二機種は録音の悪さが露呈して微妙に印象が良くなかった。
ものの、やはり良いモノはよい。
後者は低音過多気味だけど、雰囲気が良い。
- アーティスト: 宇多田ヒカル
- 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: CD
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Stay Gold
I AM WHITE≧HD595=MS-1
前者はきつめの人工的な高音が入った曲でも上手にこなす。
後ろの二つは持ち前の空気感でカバー。
HD595はやや少し勢いがない、MS-1は雑。
- アーティスト: 牧野由依
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/12/06
- メディア: CD
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シンフォニー
K601
透き透り方でダントツ。
多少分離が良すぎる感がある。
- アーティスト: キリンジ,堀込泰行,堀込高樹,加藤丈文,冨田恵一
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/11/08
- メディア: CD
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イカロスの末裔
MS-1≧HD595
前者は適度な雑さとオイシイバランスでかなり良い。
後者はけだるさが出ていて、これはこれでという感じ。
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 1991/07/20
- メディア: CD
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HELP!
HD595≧MS-1
意外に古い録音をもっとも綺麗に再生した。
空気感やら何やらいいし、粗が暈けるから聞きやすい。
MS-1の方があっさりしてるので、そちらが好きな人もいそう。
- アーティスト: 堀江由衣
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2003/07/24
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Romantic Flight
K601≧MS-1=HD595
声そのものとの相性はHD595が最も良い。
ただ例のベールのせいで多少晴れやかさが足りない。
K601は綺麗、MS-1は音数が減って聞きやすい。
・HD595
アンプとの相性もあるが、最も使いやすかった。
痛くないし、分離はそれなりに良い、崩壊しない。
声がふわっとエンボスかかってくれるから聞きやすい。
うっすらとした靄が独特の空気感を作っていて時々ぐっとくる表現になる。
BGM用途に最適。
色っぽく聴きたいときもこれ。
・K601
とっても上品。
アコースティックな音に関しては文句なし。
真空管使えば雰囲気が増して敵なし。
ヘッドホンらしからぬ上から下まで超フラットさ。
単純に実力だけで勝負できる綺麗な音。
ただ、一部の音質が雑な高音だと無駄に汚い高音がそのまま出て不快。
それも真空管で回避できるので結局は(ry
・I AM WHITE(TR-HP03)
面白く鳴らしてくれるが、ベスト選択肢にはなり得ない。
ベター止まりなおしい娘。
ただ、録音が雑なしっとり系ポップスには高級機よりも強かった。
唯一の密閉だから低音がしっかり出てるが、迫力はない。
・MS-1
雑だけどその雑さは粗さとは違う良さがある。
音色が多くなればなるほど微妙になるため、案外K601と用途が被るのが悲劇。
ただ、軽めの男性ポップスはダントツによい。
山下達郎とか山崎まさよしあたりはこのヘッドホンのための曲に感じる。
その他は微妙、特に電子音が電子音らしからぬ感じで好みではない。
それと、真空管を使わなかった理由。
真空管を使うと音の好みとバイアスがMAXに掛かってK601が独走状態。
聞き比べにならない。
きつい高音さえつぶしてしまえば敵なし。