劇場のイドラ
アクィナスとなるべく参上。
さて、手元にはダヴィンチ4月号があります。
タイトルはこうです。
「ライトノベルは終わったのか?」
ライトノベルというジャンルが成立したのが'90年。
富士見ファンタジアと角川スニーカーはその二年前に成立。
今のラノベ世代からすれば、ずいぶん古い。
さて、その雑誌の年表によると、ラノベ界は、
SF→冒険譚→(頭脳系)→セカイ系→萌え
という変遷をたどったらしく。
そして、この変遷は、
ガンダム・ヤマト→DQ・FF→(ジョジョ・マトリックス)→エヴァ・サイカノ→ハリポ・エロゲ
に重なるらしく。
要は、時代のニーズに応じてきたわけです。
もっと言えば、ラノベ界そのものが二匹目のドジョウ。
恐ろしいことに、ラノベ文体は'77年には成立しているらしい。
んですが、ラノベが氾濫期に入ったのは2000年以降。
その理由が、「軽くてポップ」「読みやすい」とあります。
'90年に「ライト」だったのが、セカイ系で重くなり、その反動が今。
この記事そのものが発散し始めたけど。
絵がポップ、かつラノベ文庫から出てれば問答無用でラノベ(””ナシの)。
一般レーベルから出てればノンラノベ。
結局は、作者がラノベを意識したのかどうかがポイント。