僕がスマフォを嫌いな理由

写真と文には関連性がありません。


(あ)作業に栞をはさめない

次、時間があるときに続きを、ができない。
携帯がパソコン化し、通信が高速化することで、
いままでは職場の環境でしかできなかった作業が、
スマフォ上でできるようになってしまう。
常に仕事ができる状態になっちゃう。
そうすると、馬鹿な誰かは常に仕事をし出す。
そうすると、周りもそれに合わせるしかない。
努力しなきゃいけない水準が上がる。
めんどい。
つまり、休めない、言い訳できない。


(い)やりとりに伏線がひけない

次回に持ち越すようなコミュニケーションができない。
物理的に顔を合わせる時間がなくても、
伝えたいことはすぐつぶやける。
わからないこともすぐググれる。
「そういえばこの前さあ…」
で始めた会話が、ただの焼き直しに。
結果、面と向かってのやりとりが続かない。


(う)暗記が一見すると無意味に
わからないことをわからないままにさせてくれない。
スマフォパワーを借りれば誰でも物知りになれる。
「よく知ってる人」が量産される。
実はよく知らなくても、その場限りの知識はすぐに手に入る。
今までは「予習」みたいな努力でプラスアルファしてたものが、
別に普通のことになっちゃう。
実際は脳内で参照できることに偉大な価値があるんだけど、
その力がある人と本当にただの普通な人との区別がつかなくなる。


漫画とか小説とか読んでて、
「あ、いいな」って思う世界には多分、携帯電話がない。
もしくは、劇中では使わない。
でもでも、現実の世界ではみんなして使ってる。
でもでもでも、それってやっぱりちょっと変。
自由度が上がるとゲームはつまらなくなる、というけど。
今、そんな感じなのかもしれない。