ボレロ一覧

□最近の感想
ムーティ買いました。
ゆっくりめに、キッチリ刻む演奏です。
録音も技術もかなり高い水準なのでリファレンス向きかと。

現在所有中のラヴェルのボレロ一覧。
タイムは記載とずれてたりするから±５秒くらいは誤差の範囲。
記号が赤色はオススメ、品番が緑色は購入、その他は借り物。
気に入ったのは買うように心がけてるがなかなか見つからない。

ちなみに、☆とか△とかは「なんとなく」でつけてます。
が、大まかには、

１：録音状態（あまり悪いとがっかり）
２：小太鼓の音量（ダイナミックレンジが広い、埋もれない）
３：チェレスタとのユニゾン時のピッコロの音量（強すぎない）
４：縦の線が揃ってる（カラヤンまでは求めないが…）
５：ソロが自由すぎない（もたつかない、極端に引っぱらない）

以上を聴いている、はずです。
ただ、３や４、５については個人的な趣味ですので、あしからず。

好み	指揮	オーケストラ	タイム	演奏年	品番	備考
☆	アンセルメ	スイスロマンド管弦楽団	13'50			快速
○	アンセルメ	スイスロマンド管弦楽団	14'21	1963	UCCD-7011	薄味
○	ジョルダン	スイスロマンド管弦楽団	14'44	1985	4509-91934-2
○	クリュイタンス	パリ音楽院管弦楽団	15'30	1961	TOCE-59035	気まま
◎	マルティノン	フランス国立管弦楽団	14'49	1974	CC33-3639	シンプル
◎	マルティノン	シカゴ交響楽団	13'41	1966	TWCL-4012	快速
◎	ミュンシュ	パリ管弦楽団	17'03	1968		情熱的
○	ミュンシュ	ボストン交響楽団	13'50	1956	BVCC-38462	粗雑
△	ミュンシュ	ボストン交響楽団	14'59	1962	BVCC-38460
○	ビシュコフ	パリ管弦楽団	14'35
○	マルケヴィチ	スペイン放送交響楽団	14'49		SDMP-13
◎	リーパー	グラン・カナリア・フィル	15'42	1996	BVCC-6100	本場物
△	マゼール	ウィーンフィル				急減速
◎	マゼール	フランス国立管弦楽団	13'53	1981	22DC 5513	快速
◎	カラヤン	ベルリンフィル	15'46	1985	POCG-9356	堂々
○	ブーレーズ	ベルリンフィル	15'00
○	ブーレーズ	ニューヨークフィル	15'32		73DC 245
○	オーマンディ	フィラデルフィア管弦楽団	15'48
◎	ムーティ	フィラデルフィア管弦楽団	17'09	1982	0 97987 2	順当
○	ハイティンク	ボストン交響楽団	15'03
△	パレー	デトロイト交響楽団	13'24	1958	UCCP-7025	乱雑
○	デュトワ	モントリオール交響楽団	15'03	1981	UCCD-5044	お上品
○	モントゥー	ロンドン交響楽団	15'23	1964	UCCP-3229
◎	ケント・ナガノ	ロンドン交響楽団	15'28	1997	WPCS-21213	宝箱感
◎	プレヴィン	ロンドン交響楽団	17'21	1979	73293	色気
△	チェリビダッケ	ミュンヘンフィル	18'11	1983	TOCE-9589	激遅
○	ワーズワース	ロイヤルフィル	13'20	1997	TRP-005	快速
△	ケーゲル	MDR交響楽団	14'01	1985	SSS0041-2	奇怪
○	アシュケナージ	NHK交響楽団	15'21	2003	OVCL-00100

正直、どの演奏でも僕は大興奮で聴いてます、が。
一応、コメントをいくつか。

所有CD中の最速はパレーの13分前半だけど、速すぎて駄目になってる。
弦が焦りすぎて、太鼓がついてきてない。
逆にチェリビダッケは遅すぎてペースを保ててない。
早めの演奏では、いずれも13分台のアンセルメやシカゴ響のマルティノンがナイス。
遅めの演奏なら、プレヴィン、ムーティあたりが良い。

どうやらラヴェルが意図した長さは15分ちょいらしい。
ので、そういう意味ではブーレーズ、カラヤンあたり。

なお、以下の指揮者／オケによる演奏を探しています。
中央線沿線で見つけた方はご連絡を。
新品でも中古でもいいです。

バーンスタイン／ニューヨークフィル
アンセルメ／スイスロマンド管（13分台のもの）
マゼール／ニューフィルハーモニア

上記以外でも、13分台または16分以上の演奏があったら教えてください。