冬来たりなば

春遠からじ。


夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))


とっても綺麗なSF作品、内容的にはあまり"S"Fではないかも。
訳語にどことなく古さを感じるけど、読みやすい文だった。
ツッコミどころ(=実は伏線)も丁寧に回収されていた。
余計な科学知識なしで読めたのも好印象。
神様パズルのような超絶理論系のSFと違ってソフト。


この作品を読むことの価値。
学校を出よう!』や『ドラえもん』が3割増しに楽しくなる。


そして、最も重要なのは、ネコ。