国語

祖国とは国語 (新潮文庫)

祖国とは国語 (新潮文庫)


読めっ!
いや、ホントに読まなアカン本です。
大まかに言うと、母国語の教育の重要さと、
現在の日本語教育の扱いの悪さについて語られています。
「母国語の語彙は思考であり情緒なのである。」
とのことです。
語彙が少なければ、その分人間として浅いってことです。
感受性にも欠けてしまいます。
ボキャブラリを増やさなアカンのですわ。(国語の


日本語は美しいのです。
日本語を完全に外国語に翻訳するのは不可能です。
日本語で使い分けている言葉も、
外国語に直すと一つの単語になってしまうことが多々です。

日本語は表現力に優れている、らしい。
私はそう思います、少なくとも。
川端康成の小説を読んでいると、つくづく感じます。
なんて美しい情景描写だ、と。
これは、英語ではとても表すことはできないモノです。
英語教育が重要だと叫ばれていますが、
実際、英語を仕事とかで使ってるのはほんの一部の人だけです。
また、英語を使う機会と言えば、旅行くらいです。
一生に数えるほどしかない旅行のために、
いったい何時間の勉強時間を費やしているのかと思うと呆れます。
しかし、勉強しなければ取り残されてしまうのもまた事実
これを払拭するには…と考える今日この頃。

雪国 (新潮文庫 (か-1-1))

雪国 (新潮文庫 (か-1-1))

何を語ってるんだろう…
それにしても私の文は改行と句読点がやたら多いな…