国語
- 作者: 藤原正彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 文庫
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読めっ!
いや、ホントに読まなアカン本です。
大まかに言うと、母国語の教育の重要さと、
現在の日本語教育の扱いの悪さについて語られています。
「母国語の語彙は思考であり情緒なのである。」
とのことです。
語彙が少なければ、その分人間として浅いってことです。
感受性にも欠けてしまいます。
ボキャブラリを増やさなアカンのですわ。(国語の
日本語は美しいのです。
日本語を完全に外国語に翻訳するのは不可能です。
日本語で使い分けている言葉も、
外国語に直すと一つの単語になってしまうことが多々です。
日本語は表現力に優れている、らしい。
私はそう思います、少なくとも。
川端康成の小説を読んでいると、つくづく感じます。
なんて美しい情景描写だ、と。
これは、英語ではとても表すことはできないモノです。
英語教育が重要だと叫ばれていますが、
実際、英語を仕事とかで使ってるのはほんの一部の人だけです。
また、英語を使う機会と言えば、旅行くらいです。
一生に数えるほどしかない旅行のために、
いったい何時間の勉強時間を費やしているのかと思うと呆れます。
しかし、勉強しなければ取り残されてしまうのもまた事実。
これを払拭するには…と考える今日この頃。
- 作者: 川端康成
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
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何を語ってるんだろう…
それにしても私の文は改行と句読点がやたら多いな…